今日は雨のせいか久しぶりに少し静かな仙人掌です。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
秋はスポーツの季節でもありますから、国体が始まったり、全日本クラスの大きい大会が行われたりします。
僕が診させてもらっているお客さまの中にも、アスリートの方で大きい大会を控えてらっしゃる方が数名おられます。
大事な時期なので、調子をバッチリ合わせてくる選手がほとんどですが、意外なことに体調を崩してしまう方もこの時期多いです。これはアスリートに限らず、一般の方にも多いような傾向にあります。
原因としては季節の変わり目による温度差で体調を崩してしまうことにあるようです。特に夏から秋の変わり目は「冷え」による影響が大きいです。
夜寝る前に身体に多少熱感があり、薄着で寝てしまったり、布団類をあまりかけずに寝てしまったりした場合、朝方の冷える時間帯に身体がかなり冷えてしまいます。
特に下肢(太もも~足)を冷やす事が多く、冷えた下肢の血液がお腹を通って循環していきますので、結果的にお腹の中の内臓を冷やしてしまいます。
内臓を冷やしてしまうと腸内環境の悪化や消化器機能の低下などが起こり、免疫力も低下してしまいます。
その結果、疲労感が出てきてしまったり、風邪をひいてしまったりと、競技のパフォーマンスの低下はもちろん、日常生活にも悪い影響が出てしまいます。
解決策としては、基本的には朝方の冷えに注意をしたいので、寝るときの服装は薄着ではなく、なるべく肌の露出が少ないものを選び、掛け布団も多少厚手のものを用意されると良いと思います。
身体の熱感を取りたい場合は、足や手などの末端のみを水で濡らして冷やすか、後頭部を濡れたタオルで当てるなどをするとかなり緩和されると思います。
だいぶ長々と書いてしまいました(・・;)
今年の夏は猛暑で大変でしたから、秋の涼しさが有難いです。
楽しい秋を満喫するお手伝いになれば幸いです^^
記:一色